お知らせ
現在、このお店は閉業しています。
こんにちは。うどん屋はシチュエーションも楽しめないと!と思うヨス(プロフィールはこちら)です!
今回ご紹介するうどん屋さんは、冨永うどんです。ここはかなり面白いところです。特に都会の人にはぜひ来てもらいたい!!
![温卵うどん](https://yossense.com/images/article/10169602345_c8cf3f8f51_b.jpg)
「うどん冨永」はどこ?
まずは看板から、あんまり目立ちません。
というか、うどん冨永自体が、そもそも結構わかりにくい場所にあります。
![うどんの旗](https://yossense.com/images/article/10169151145_84ae99445d_b.jpg)
「うどん冨永」のが外観
後ろを振り返っても、あるのは民家だけ。
![民家](https://yossense.com/images/article/10169160125_715488ec42_b.jpg)
……よく見ると……?!
![商い中](https://yossense.com/images/article/10169052824_bc9987a55c_b.jpg)
うおー!! やっぱここなんやな! どう見ても民家! というか、民家のうどん屋さんです。ヨコにちょろっと「商い中」の看板があるだけマシです。これがないと絶対にわかりませんw。
「うどん冨永」に入る
では、中に入ってみましょう。
![玄関](https://yossense.com/images/article/10169219946_1454381597_b.jpg)
もう、中の玄関もめっちゃ民家です。奥の廊下も民家。
さらに玄関の足元にはちょこっと「土足でどうぞ!」と書いています。どう見ても、くつを脱がないといけない雰囲気ですが。奥に見える引き戸が入り口です。っていうか民家や!
では、店の中に入ります……。ん? 店の中にはもう入っているんですが、さらに店の中に入りますw。
![うどん冨永の店内](https://yossense.com/images/article/10169151085_b46dc80829_b.jpg)
もう、どう見ても民家。私、この記事の中で何回民家って言ったことでしょうかw? こんなに民家なうどん屋、ありません。
普通のうどん屋さんは、テーブルとイスが標準で、2テーブルぐらいが座敷になっています。でも、ここは逆。基本が座敷です。
注文するカウンターはこんなところです。ちなみに完全禁煙ですので、お子さん連れでも安心ですね。
「うどん冨永」で注文するよ!
![冨永うどんのカウンター](https://yossense.com/images/article/10169219796_7bed9995fa_b.jpg)
めっちゃ無造作におあげとか、天ぷらとかがお皿に置かれています。後ろに「無料コーヒーどうぞ」って書いていますね。うどん屋さんにコーヒーとはハイカラなっ! それにしてもめっちゃさり気なくやなぁw。
そして飲み物コーナーは写真のようなところにあります。ちょっとわかりにくいかな。
小さい子ども3人を連れていたからかわかりませんが、「右が熱いから気をつけてな!」と5回ぐらい言われましたw。まぁ危ないからね。
そしてメニューです。
![うどん冨永のメニュー](https://yossense.com/images/article/9876094153_9c933afbf6_b.jpg)
出ました。 「あつひや」とか「ひやあつ」というメニュー!! これは初めて来るとぶったまげますね。
温卵うどんが来ました
注文は、私は温卵うどん(冷たいやつ)を、子どもたちは、「ひやひや(冷たい麺に冷たいつゆをかける)」の大。子ども3人で分けられるように3つのお皿につゆを分けてくれました。
![つけものも付いている](https://yossense.com/images/article/10169602495_1179884708_b.jpg)
温卵うどんは、うどんに温泉卵を乗せて、醤油をかけて食べます。トッピングはネギと生姜がついています。そして、珍しいことに漬物と昆布の佃煮?までついています。
![しょうゆをかける](https://yossense.com/images/article/10169674166_448d342578_b.jpg)
温泉卵を割って乗せて、その上から醤油をかけました。おおー! 美味しそう。
![温卵うどん](https://yossense.com/images/article/10169602345_c8cf3f8f51_b.jpg)
では、うどんを持って写真を。
![麺](https://yossense.com/images/article/10169674896_7432fd7ccd_b.jpg)
では頂きます。
麺のコシは強くないです。讃岐うどんにしては、柔らかめです。なので、個人的には冷たいのがオススメです。どろっどろの温泉卵と醤油うどんをごちゃまぜにして頂きました。美味しかったです。
![砥部焼](https://yossense.com/images/article/10169493554_99effb1af0_b.jpg)
器は愛媛の砥部焼を使っています。ちなみに、讃岐うどんでは砥部焼がよく好まれます。
![ひやひや](https://yossense.com/images/article/10169674706_be281f7f5f_b.jpg)
子ども3人分のお皿にそれぞれ出汁を分けてくれました。キティーちゃんなので、子どもたちは喜んでいました。
冷たいだしを頼んだのですが、カツオ? イリコ? まぁ、魚ですが、臭みはありません。飲みやすかったです。
![麺のアップ写真](https://yossense.com/images/article/10169493814_87d7403af0_b.jpg)
そして子どもには非常に重要な飴も小皿に入れて3人分もらえました。これは子どもにポイント高いですね。
![子どもに必需品の飴](https://yossense.com/images/article/10169674656_bd9cfd23c0_b.jpg)
さて、このうどん冨永、とにかく民家でした! 讃岐の民家にお邪魔してうどんをご馳走になったよ!って雰囲気が一番味わえるうどん屋ではないでしょうか? ここはとにかくこの妙なロケーションを楽しんで欲しいうどん屋です。
![人形](https://yossense.com/images/article/10169602315_42211765e3_b.jpg)
そして特筆すべき点が、うどん冨永のオバちゃんです。明るくて、最後帰るときには、パペットで「また来てね~!」と一芸してくれ、子どもたちは大喜び。
そして来るお客さんも、近所の人が麺を買いに来るというパターンが多かったです。そして、オバちゃんといろいろローカルな話をしています。オバちゃんと近所のお客さんがバリバリ讃岐弁で話をするのを見るのは、県外から来た人には面白いかもしれませんね。
という訳で、地元的でマニアックな雰囲気を楽しみたい方には必須のうどん屋さんです! かなり見つけにくいかもしれませんが、ぜひ訪れてみて下さい。
- 住所
- 香川県丸亀市川西町北806-4
- 電話
- 0877230446
- 営業時間
- 現在は閉業
- 定休日
- 月曜~金曜日
- うどん屋のタイプ
- セルフタイプ