【終了】瀬戸内サーカスファクトリーのクラウドファンディング

ヨス

執筆者

香川県丸亀市在住。香川で生まれ、育ったブロガー。2013年に始めたブログ「ヨッセンス」は月に100万回読まれるブログに。香川県の楽しいところ、美味しいものを紹介します。著書『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』『読まれる・稼げる ブログ術大全』。

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

現代サーカスをご存じですか?

そして、その現代サーカスがここ香川県が拠点になっていることを知っていますか?

本記事では香川から現代サーカスを日本全国に広めている「瀬戸内サーカスファクトリー」のクラウドファンディングを紹介します。

「瀬戸内サーカスファクトリー」について

瀬戸内サーカスファクトリー」とはどういう企業でしょうか?

「瀬戸内サーカスファクトリー」のWEBサイト
「瀬戸内サーカスファクトリー」のWEBサイト

この企業、実は「現代サーカス」を香川から発信しようとしています

というか、そもそも「現代サーカスってなに?」ですよね。

「パフォーマンス」という色の強かった「サーカス」を芸術の域に昇華させた「新しいサーカス」のことです。

この「現代サーカス」、出演者のパフォーマンス自体ももちろんですが、音楽、脚本という要素もめちゃくちゃ重要なんです。

そして瀬戸内サーカスファクトリーさんは、香川を日本における「現代サーカス」の拠点にしようと計画しています。

現代サーカスについては、こちらの瀬戸内サーカスファクトリーさんが今までに仕掛けてきたイベントのダイジェスト動画を見るとわかると思います。

第一人者 田中未知子さんの想い

「いや、現代サーカスがすごそうなのはわかったけど、なんで香川なん?」

……と思ったのではないでしょうか。

ええ。地元人のわたしも最初はそう思いました。でも理由があります。

それは現代サーカスの第一人者である田中未知子さんの存在です。「瀬戸内サーカスファクトリー」は田中さんが代表を務める会社なんですね。

その熱い想いを語る田中未知子さん
その熱い想いを語る田中未知子さん

田中さんには以前の記事で、直接インタビューをさせていただきましたが、現代サーカスに人生を捧げているというレベルの情熱を持った方です。これ、ぜんぜんおおげさな表現ではありません。

田中さんは「現代サーカスの拠点となるのは香川しかない!」と悟り、香川県に移住されました(出身は北海道)。

田中さんがなぜ現代サーカスを香川から発信しようと決心したかというと、小豆島で「農村歌舞伎」や「獅子舞」を見たことだそうです。

その芸能と暮らしが融合した生活に一目惚れし……と、書きはじめると長くなるので、くわしくは田中未知子さんへのインタビュー記事をご覧ください。

瀬戸内サーカスファクトリー主催の「ワークショップ」

そんな田中さんが主宰する瀬戸内サーカスファクトリーさんの活動の1つが子どもへのワークショップ

先日、うちの子どもたちにも参加させました。

「長谷川愛実エアリアルワークショップ」に参加
「長谷川愛実エアリアルワークショップ」に参加

これは「長谷川愛実エアリアルワークショップ」に参加させたときの写真です。

参加した子どもたちがむちゃくちゃ楽しそうなんです。

その長谷川愛美さんの演技はこんな感じです。

長谷川愛美さんの演技
長谷川愛美さんの演技

人間の関節の可動領域ではありませんね(笑)。しかも空中です。

ちなみに長谷川さんは香川出身で、シルク・ドゥ・ソレイユ登録アーティストです。

子どもに現代サーカスを触れさせたい

わたしはこういうワークショップに積極的に参加させたいと思っています。

それは子どもの情操教育にとって身体をつかったアクティビティーは重要だと確信しているからです。

(スポーツと子どもに関する講義をいろいろと受けてきて知りました)

子どもにやらせるアクティビティーの選択肢に「エアリアル」や「空中ブランコ」とかあったら楽しすぎじゃないですか?

エアリアルティシューに必要な大きな器具
エアリアルティシューに必要な大きな器具

現代サーカス発祥の地 フランスではふつうに放課後にやっているそうなんですよね。

では、なぜ日本ではできないのかというと、体験できる場がないから。

瀬戸内サーカスファクトリーさん主催のワークショップも会場を借りて、大がかりな器具を運んでの開催です。

田中さんに聞きましたが、今の現状でこういうワークショップをすると赤字だそうです。

でも利益ではなく熱意でやっているんですね。本当にすごいです。

あとは現代サーカスをする完璧な「会場」

現代サーカスで日本におけるその中心人物の「田中 未知子さん」。

その田中さんがえらんだ「香川県」という地方。

田中さんが立ち上げた「瀬戸内サーカスファクトリー」という企業。

ここまでは田中さんが引っ張ってきてたどり着いたのですが、まだまだ現代サーカスにおける重要なものが欠けています

そのひとつが「会場」です。

日本でたった1つの「現代サーカス」の拠点を香川につくりたい
日本でたった1つの「現代サーカス」の拠点を香川につくりたい!

今までに瀬戸内サーカスファクトリーさんはイベントを立ち上げるたびに場所を探してきました。あるときは電車工場、あるときは学校、ほかにもお寺、倉庫だったり。

そうなんです。現代サーカスって場所が難しいんですよ。

さきほどの「エアリアル」もそうでしたが、空中ブランコをやろうものなら、とんでもなく条件が厳しくなるそうです。

現代サーカス公演「naimono」での空中ブランコ
現代サーカス公演「naimono」での空中ブランコ(Tomoko Albaさん)

でもこの空中ブランコをするには高さのある空間

そしてブランコの遠心力に耐えられる強度の器具が絶対条件です。

空中ブランコに必要な器具
空中ブランコに必要な器具

(本場のフランスで田中さんが撮った写真)

瀬戸内サーカスファクトリーへの支援を!

そんな空中ブランコの器具ですが、これを作るのに150万円が必要だそうです(もちろん特注)。

そこで「瀬戸内サーカスファクトリー」が昨日(2016年3月1日)からクラウドファンディングで支援を求めているんです。クラウドファンディングを達成されたようです! おめでとうございます!

クラウドファンディング(英語:Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である[1][2]。ソーシャルファンディングとも呼ばれる[3]。

クラウドファンディング - Wikipedia
「瀬戸内サーカスファクトリー」のクラウドファンディング
「瀬戸内サーカスファクトリー」のクラウドファンディング

ということで、わたしはソッコーで支援しました。

わたしも支援しています
わたしも支援しています

ほんとにこの下のクラウドファンディングのページを読んでほしいんですが、田中さんの熱い気持ちがガーンと伝わってきます。

参考: 日本ではじめての「現代サーカス」の拠点を香川につくりたい! - FAAVO香川

香川県で生まれて香川で育ったわたしとしては、特にこの話はむちゃくちゃワクワクします。

パフォーマーにあこがれてます

わたし、なんでこんなに瀬戸内サーカスファクトリーさんを応援しているかというと、個人的にパフォーマーにあこがれがあったんです。

お坊さんでパフォーマーをしている「善照寺ブラザーズ」に出会ってから認識したのですが、思い出してみると小さいころからそうなんです。

左: 兄の三原 貴嗣(通称: へんも)さん・右: 弟の三原 俊亮(通称: とっしゃん)さん
左: 兄の三原 貴嗣(通称: へんも)さん・右: 弟の三原 俊亮(通称: とっしゃん)さん

たぶん、自分にはできない身体を使った極上のパフォーマンスができるということに、素直に「すごい!!」と思っています。

香川をアートの県として盛り上げたい!

あと、わたしは香川県を「アートの県」として盛り上がってほしいと思っています。

すでに瀬戸内国際芸術祭が大成功をおさめ、香川県といえば「アート」という認識もされつつありますよね。

せっかくなので「現代サーカス」も香川を拠点にすることで、さらに盛り上げていきたいじゃないですか?!

というわけで、わたしことヨスは瀬戸内サーカスファクトリーさんの活動をめっちゃ応援しています。

まとめ

今回は「瀬戸内サーカスファクトリー」のクラウドファンディングを紹介いたしましたが、ご興味のある方、香川を盛り上げたい方はぜひ支援してあげてください!おめでとうございます! クラウドファンディングは達成されたそうです!

ついでに、わたしの友達でフットバッグパフォーマーのへんもさん、大道芸人のとっしゃんさん、縄跳びパフォーマーの粕尾さんも出演者側視点でのアツい記事を書いています。こちらもぜひ。

参考: 香川を世界で唯一の場所にしよう!!FAAVOで瀬戸内サーカスファクトリーの支援をお願いします!! | へんもぶろぐ

参考: 「瀬戸内サーカスファクトリー」のクラウドファウンディングがスタート。日本初のサーカスの拠点作りを応援しよう! | とっしゃんの753(なごみ)

参考: 肉体の芸術をもっと身近に!!日本の「現代サーカス」が拠点作りに歩みを進める。 - なわとび1本で何でもできるのだ

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