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こんぴらさんに来る前に! 知っておくと10倍楽しくなるアレコレも人気です。ぜひご覧ください。
こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回は「こんぴらさん参拝日記」も最終回です。
ついに、1,368段目にある「奥社」に行ってきました! なかなか大変でしたが、「やりきった感」をかなり味わえますよ!
目次
奥社の入り口
では、こちらから奥社に入っていきましょう!
平坦な道からスタート
奥社への道ですが、割と平坦な道からスタートです!
「余裕だぜ!」と思っているとあとで痛い目に遭うのでお気をつけを!
奥社への道の入り口とも言える鳥居は、789段目にあります。
森林の中なので、木々を観察しながら行きます。
サルノコシカケって珍しいんですよね。
最初の方の道は、朱色の手すり( ? )があってすごく風情があります。
あ! 橋がありますね。
この橋は真井橋という名前で、ここは真井渓というそうです。
この橋、朱色で映えてていい感じです。
道も手すりがなくなりました。
ちょっとずつ道も危なくなってきましたね。
832段目「常磐神社」
少し行くと、常磐神社があります。832段目です。
御祭神は武雷尊と誉田和氣尊です。
その先には、こんなところが。
もう少し先に行くとある「白峰神社」の手水舎ですね。866段目です。
奥社に入ってから、この朱色が目立ちます。
さらに、ちょっと行くと、石で作られた鳥居がありました。
花崗石神明造の石鳥居です。
923段目「白峰神社」
923段目に「白峰神社」があります。
もっと寄ってみます。
白峰神社の御祭神は崇徳天皇だそうですね。
ちなみに、このあたりは紅葉が美しくて有名です。
ほんとにこの木に塗っている朱色がすごく綺麗で、紅葉の色と共演したらさぞかし綺麗でしょうねぇ。まだ見たことないので見てみたい。
現在の白峰神社は、1911年から1913年にかけて建てられたそうです。
8月26日には例祭、そして毎月26日にも月次祭が行われているそうですよ。
あと、この白峰神社のとなりに御守所があるのですが、一度も開いているのを見たことがありません(笑)。
さて、また歩き始めるとしましょう。
こんな石像がありました。
玄武ですかね? 柱の下でめっちゃ頑張っています。
974段目「菅原神社」
さて、白峰神社から階段を50段ほど登ります。
すると、またしても神社がありました。
974段目の「菅原神社」です。
この菅原神社の御祭神は、有名な菅原 道真命です。讃岐守も務めたこともあるようですね。
もちろん、文筆の神です。
クマが木を登っているみたいに見える木?!
菅原神社からほんの少し行った角( ? )から森の中を見るとこんな木があります。
何かが木に登っているような?!
カメラをズームしてみましょう。
これは?! 子グマが木にしがみついているように見えますね!
そして、この「子グマの木」からちょっとだけ進んで、こんな階段に行きます。
この階段を登りきり、1013段目にある大きな木を見上げてください。
なんと!?
またしてもクマが木に登っているような木です!!
さっきの子グマの親クマでしょうか?!
実はこの木、公式サイトにも載っているほど有名な、通称「熊の木」です。
でも先ほどの「子グマの木」は公式サイトにも載っていないのでぜひ見逃さないように!
さて、「熊の木」を過ぎたあたりから、道も平坦になります。
子どもたちも「疲れた」とかなり文句を言い始めるでしょう(笑)。
階段も多いです。
あ、ハート型の石発見♪
……と言ってもだれも立ち止まって相手にしてくれませんでした(笑)。
木の根っことか見るのも楽しいんですが、子どもも相手をしてくれません。
それもそのはず、階段を1,000段も越えていますからね。
1,098段目「卯花谷休憩所」
ついに1,098段目「卯花谷休憩所」に着きました!!
この休憩所を越えれば、ほんとうにあと少し!!
ゴールは1,368段目ですからね!
この卯花谷休憩所で、大きく左に曲がり、長い階段があります。
この鳥居をくぐって、急な階段を登っていきましょう! ここ、奥社の中でもかなりキツイです。
そして、登りきったところに1,261段目「手水舎」があります!
ここで右に折り返したら、最後の階段です!
ほら! 階段の上に鳥居が見えますよ!
正真正銘の最後の鳥居です!!
お子さんがいたら、「ほら! あそこがゴールだよ!」と言ってあげてください。最後の力を振り絞って走り出すと思います(笑)。
ついに奥社にたどり着きましたよー!!
1,368段目「厳魂神社(奥社)」
いやー、もう感動です。本当に1,368段は長かった!
通常は「奥社」と呼ばれていますが、この神社の正式な名前は厳魂神社です。
全部で1,368段ですよ……。
「厳魂神社」は金刀比羅本教の教祖である「厳魂彦命」が祭られています。
1月6日に例祭、毎月6日に月次祭が行われているそうです。
看板にこんなことが書かれていました。
巖魂神社
祭神厳魂彦命は当山別当職金剛坊宥盛天下麻の如く乱れた天正の世、一身を神明に捧げて国家の安寧又当宮の隆昌整備に努め広く世をおさめ死して尚当山の首都となるを誓い慶長十八年正月六日忽然として歿す 偉大なる徳沢その行状大いに天狗信仰と結ばれている
現社殿 明治三十八年建立
本殿 流造 檜皮葺
読んでもほとんど意味がわかりませんが(笑)、「天狗信仰と結ばれている」と書いていますね。
奥社からの絶景
いや、もうウンチクはともかく、この「やりきった感」はハンパないです。
見てくださいよ、この景色!
左の方に見えるきれいな形の山が「讃岐富士」こと飯野山です。いい眺めだー!
ちなみに比較のために、785段目の金刀比羅宮からの景色を。
「あんまり変わらんやん!」とかは言いっこなしですよ!
ちなみにGoogleマップで見るとこんなところまで来ているのがわかります。
天狗を探そう!
厳魂神社に向かって左手側は断崖になっています。
方石が一面に折り重なっているこの崖を威徳巖と呼ぶそうです。
この崖をよーく見てください。
上の方をよく見ると、天狗とカラス天狗の彫物がありませんか?
そういえば、先ほどのこの神社についての立て札で「天狗信仰」という単語が出ていましたね!
御守所では「ここでしか買えない御守」を!
ということで、この奥社に来る目的の1つ「御守」を手に入れましょう。
この「1,368段を登りきらないと手に入らないアイテム」というシチュエーションがテンション上がりますよね。
奥社の御守です。
785段目の金刀比羅宮でしか買えない「幸福の黄色いお守り」と同じデザインで色違いとなっています。
これと同じ色のものは477段目の「書院」でも購入できますが、奥社のものは、祀ってある神様が違うので別物のようです。
そして、こちらがお目当ての方も多いのではないでしょうか?
これぞ、奥社だけのオリジナルデザインの「天狗御守」です。
2016年1月から販売開始になりました。
おまけ
奥社でゆっくりしていると、こんなものが来ました。
山の中を通っているジェットコースターのめっちゃゆっくり版のようなものです。
スタッフの方?が乗っていましたので、荷物を運んだりとかに使っているのでしょうか。
あとは下山しよう!
というわけで、1,368段を登りきった開放感とともに気持ちよく下山しましょう!
登るのと違って、かなり楽ちんですよー。
気分的なものもかなりあると思いますけど。
さて、今回は金刀比羅宮から奥社への道のりを紹介しました。
子連れだと大変ですが、達成したときの満足感は子どもも大人もかなりあります。
ぜひトライしてみてください。
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