香川のお雑煮には「あん餅」入ってますが何か?

香川県のお雑煮
ヨス

執筆者

香川県丸亀市在住。香川で生まれ、育ったブロガー。2013年に始めたブログ「ヨッセンス」は月に100万回読まれるブログに。香川県の楽しいところ、美味しいものを紹介します。著書『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』『読まれる・稼げる ブログ術大全』。

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

お雑煮は都道府県によってまったく違うことをご存じでしょうか?

今回は、わたしの住む香川県お雑煮を紹介しましょう。

結論から言うと「あん餅」が入っています。

香川県のお雑煮の特徴とは?

では香川県のお雑煮の特徴を紹介しましょう。

次の2つの特徴がありますよ。

香川県のお雑煮の特徴

  • 白味噌
  • あん餅

四国新聞社のWEBサイトにもこのように書かれていました。

「白みそあんもち雑煮」。香川県人の多くが支持してやまない正月の味だ。

白みそあんもち雑煮(県内一円)-21世紀へ残したい香川 | 四国新聞社

そう。「白味噌&あん餅」の雑煮は我が家だけでなく、香川県では一般的な特徴なのです。

香川県のお雑煮の「味噌」

香川県のお雑煮の味噌は、赤味噌や「すまし」ではなく、白味噌です。

白味噌のお雑煮

関西の近畿地方~四国の香川、徳島辺りが主に白味噌の地域だそうです。

香川県のお雑煮の「餅」

そして、香川県のお雑煮の餅は「あん餅」です。

香川県の雑煮の餅は「あん餅」

最近ではテレビでもネタにされ「キモい」と有名になってきているそうですが(笑)。

ちなみにあん餅は焼かずに煮ています。

以前、四国新聞で見ましたが、香川県では52%の家庭で「あん餅」をお雑煮で使っているようです。

アンコがたっぷりの紛れもなくあん餅です。

わたしは生まれたときから「お雑煮=あん餅」なので、普通のお餅だと味が物足りないです。

普通の餅だと「味ないやん!」って思うほど。

塩っぽさと甘さのハーモニーがたまらないんですよね。

例えるならロイズのチョコでコーティングしたポテトチップスみたいなものですよ。あれ、美味しいでしょ?

ちなみにお雑煮の餅は、地域によっていろんな種類があるようです。

雑煮の餅の文化圏

  • 丸餅を焼く文化圏
  • 丸餅を煮る文化圏
  • 角餅を焼く文化圏
  • 角餅を煮る文化圏
  • あん餅を煮る文化圏

香川県のお雑煮の具材

最後に、香川県のお雑煮の具材も見てみましょう。

これは家庭によってかなりの差がありそうですが、我が家の場合はこちらです。

香川県のお雑煮の具材

  • 金時ニンジン
  • 大根
  • 青のり

トッピングで青のりをふりかけています。

香川のお雑煮の具材

アンコがはみ出してきて白味噌の色がほんのりと変色していますが(笑)。

このニンジンですが、金時ニンジンという赤みの強いニンジンです。香川県では坂出市での栽培が有名です。

煮物にすると色が映えますよー。

金時人参の色は映える

この具材に関しても差があるみたいで、里芋、豆腐、鶏肉、塩ブリ、塩鮭などいろいろですね。

【おまけ】実家のおせち料理

ついでにうちの実家のおせち料理の写真も。

うちの父は料理が上手く、いつもおせちを作ってたのですが、脳梗塞になって自分で作れなくなりました。

今では父の指示で妹が作ってます。

うちの実家のおせち料理

3日ぐらい父と作ったそうですが、めっちゃ大変やったと言っていました。

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