こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回は香川県にある企業「プーキートレーディング(株)」さんにお邪魔してきました。
プーキートレーディングさんは「プーキープロケア」という商品を販売して、そのすばらしさが年々注目されてきています。
その「中の人」と知り合って、いろんな苦悩の話を聞いてきたんですけど、これが面白いんです。
……というわけで対談です。
目次
「魔法の水」って知っていますか?
話を聞いてきたのは「プーキープロケア」という商品についてです。
先日、友達のつながりで知り合った「プーキープロケア」の中の人 奥田さんと仲良くなりました。
奥田さんの会社で取り扱っている商品のお話をいろいろと聞きましたが、これがおもしろいんですよ!
プーキープロケアとは??
奥田さんが務めているのはプーキートレーディング株式会社です。
その会社で取り扱っている商品というのがこちらの「プーキープロケア」。
簡単に言うと「噴霧器」ですね。
インフルエンザって湿度に弱いからいろんなお店とか病院に置かれていますよね。
このプーキープロケアという噴霧器は、この中の液体が、水なんですが「ただの水」じゃない!
「次亜塩素酸水」という、液体です。
作るのがすごく難しいそうなんですが、作ったあと、売るときにも難しい問題があるんです。
そんな話をいろいろと聞いてきました。
次亜塩素酸水は「魔法の水」?!
対談してきたのはこちらの2名。
さっそくですが、このプーキープロケアの商品ってどんなものですか?
ひと言で言うと「魔法の水」ですね!
え?……ええっ?!
今、奥田さん、おかしい単語言いませんでした? なんかドラクエとかゼルダに出てきそうな?
はい。魔法の水です(笑)!
ええええ!
それって……?
ヨスさん、言いたいことはわかりますよ。
うさんくさいってことでしょ(笑)!
いえ、そんなつもり……
……は……はい(笑)! 非常にうさんくさいです!
ですよね。だから困っているんですよ。事実なのにほかに表現のしようがない。
はい。私もはじめて聞いたときはそう思いましたが、実際に使ってみたり、使った人の話を聞くと「魔法の水」というのはまさに的確な表現なんです。
もっと具体的に言ったほうが……
販売をしている方に直接言うのもアレですけど、商品を売るときは具体的に言わないとダメじゃないすか??「魔法」とかそんなモヤッとした言葉じゃなくて。
もちろんです。まさにおっしゃるとおり。
ほら「こんな効果があります!」みたいなのは具体的であればあるほどいいと思うのですが……(あれ? わかっているのにやらないのかな?)
はい。このプーキープロケアには実は「○○ウィルス」とか「○○○」を死滅させる効果があるんです。
ええええ?! めちゃくちゃすごいじゃないすか! 毎年大流行している「○○ウィルス」と「○○○」ですよね?「魔法の水」なんて言わずにそれを最初から言ってくださいよ(笑)。
それが言えないんですよ……。
ええー!? 石川さんまで。
なんでですか??
ヨスさん「薬機法(薬事法)」って法律を知ってますか?
はい。なんとなく知ってます。
この商品は「薬」じゃないですよね。なので、薬機法で「この病気が治る!」とか「具体的なウィルス名を言ってそれをやっつける」とうたうことは禁止されているんですね。
なるほど。
データで証明できないの?
でもデータで証明とかってできないんですか? そういう実験みたいなのってしてますよね?
もちろんです! さっき言った「○○ウィルス」とかもちゃんとデータであるんです。
でも……?
もしデータを公表するとしたら、その「○○ウィルス」という名前を伏せるのならオッケーだそうで……。
ええー! それでは公表している意味がなくなるじゃないすかっ! なにに効果が出ているのかわからないデータなんて無価値です(笑)。
そうなんですよ……。安西先生、どうしたらいいですか(笑)?
除菌してニオイを消す化学式?
ちょっとほかのところから攻められないんですか?「○○をやっつける!」以外に効果があるものは?
あ、ありますあります! 実は消臭効果・除菌効果がスゴイんです。
これ、噴霧器と同じ「魔法の水」こと「次亜塩素酸水」を入れているスプレーです。
おお? これでシュッっとやればニオイが消えて除菌できると?
厳密に言うと「除菌」ができているから「ニオイが消える」ということなんです。こちらを見てください。
アンモニア(尿臭)
2NH3 + 3HClO → N2 + 3H2O + 3HC l
……これって化学式ですよね?
まず「2NH3 + 3HClO」を説明すると、超くさいニオイにスプレーをシュッシュ!とやることです。それを化学式で書くと「NH3(アンモニア分子)× 2」+「HClO(次亜塩素酸水)× 3」になります。
おお!
わかりやすい!!
すると分解された分子たちが新しく「N2 + 3H2O + 3HC l」という形になるんですよ。
「N2(窒素)」+ 「H2O(水)× 3」+「3HC(塩酸)×3」ですね。
くさいニオイに「次亜塩素酸水」がかかると、窒素と水と塩酸に分解されるってことですか? 窒素、水はいいんですけど塩酸って大丈夫なんですか?
「塩酸」って書くと「おおぅ?!」となりますが、「HCl」は実際は「H+」と「Cl-」に分かれてナトリウムイオン……うすい食塩水みたいなやつになるんです。ナトリウムイオンは水道水にも入っているので無害ですよ!
化学とか超苦手でしたが分かりやすかったです。つまりわたしみたいな人にでもわかる化学式を書くと……
「くさいニオイ」+「シュッシュ!」→「安全な水」
ってことですよね?
ヨスさんのは、もはや化学式ではありませんが、そういうことです!(笑)
すごい!! ニオイが化学式で表現できることに感動しました!
え?!
そこっ!?
実際に「異臭騒ぎ」 を解決した話
ニオイといえば実際にこんなことがありました。ある施設で異臭騒ぎがあったんです……。
え……?!
(うわ……怖い話は聞きたくないなぁ)
実はその施設の更衣室で、ある方の足のニオイが大問題になったんですよ。それが業務に支障がでるほどのレベルの強烈なニオイだったそうで……。
ソッチの異臭ですかっ!!(爆笑)
それでどうしたんすか?!(笑)
デリケートなことなので「あなたの足がくさいからなんとかしてください」とか言えないですよね?
た……確かに(笑)。
その施設では「プーキー・プロケア」の噴霧器を使っていただいていたので「ニオイも消える」ということを思い出してくださって、試しに更衣室に置いてみたそうです。
まさか……においが消えた!?
そうなんです。完全に解決したそうで、もう1つ購入してくださいました。
っていうか、足のにおいも消せるんですか!? むちゃくちゃすごいですね。
「足のくさいニオイ」も雑菌が繁殖が原因ですからね。プロケアで菌をやっつけることでニオイは消えます。ちなみに化学式で言うと……
いや、化学式は聞いてもわからないので、もういいです(笑)。
※ ちなみに、対談で出てきた噴射型の商品はこちらです。
そういえば、こんな図も見せてもらいましたが、頭がついていかなかったので、説明ははしょらせていただきます(笑)。
うろ覚えですが、菌(マイナス)と除菌(マイナス)で反発するのが今までの除菌だけど、マイナスでもプラスでもない中性的な次亜塩素酸水ならいい感じになるとかそういうことでした。
なぜ次亜塩素酸水を製造しはじめたの?
そうそう。気になっていたのですが、プーキーさんってペットショップの会社ですよね? なんで次亜塩素酸水の製造をはじめたのですか?
ペットショップもそうですが、弊社は畜産飼料の販売にも力を入れているんです。
あ! さっき見せていただいた倉庫の中にあった山ですね。すごくいい匂いでした。
そうです。で、畜産業者の方を悩ませる問題があるんです。それが乳牛の乳首から感染する病気で、もし感染するとミルクが廃棄になるんです。
ええー!? 廃棄ですか? どのくらいの損失なんですか。
経済損失は1千億円と言われています。
どっひゃー!! ん? でもなんで牛の病気の話題になったんでしたっけ?(たしか次亜塩素酸水の製造をはじめた理由を聞いた気が……)
そこで次亜塩素酸水の製造をはじめたんですよ。
いや、ぜんぜん意味わかりまへん!
その牛の病気の感染源の菌をやっつけることができれば業者さんの救いになるなということで、「安全に菌をやっつけられるもの」を作りたかったんですね。
なるほど。キツイ薬品だと、菌をやっつけられても牛自体を病気にしたり、ミルクを絞る部分だからそれがミルクに溶け出ても危険ですからね。つまり「安全な殺菌薬」が必要だったと!
まさにそういうことです。そして次亜塩素酸水の製造についに成功したんですよ!
すごい! 大成功じゃないですか!!
ところが大失敗だったんです!!
ええ!? そんな馬鹿な?!(笑)
この乳房炎は内部で感染するそうで、次亜塩素酸水では表面だけの消毒しかできず、まったく役にたたなかったんですよ!
莫大なお金と労力がパァ!?
そういうことです。ただ、この次亜塩素酸水が体内に染み込まないことがわかりました。つまり人体にとって安全ということが、もっと理解できたのは不幸中の幸いです(笑)。
平成21年に方向転換し現在へ
なるほど。で、次亜塩素酸水を作れるけど、なにに使おう……と?
はい。もう完全にビジネスとしては逆なんですけど(笑)。除菌ができるのでいろいろ調べたらすごいことになって……
でも薬機法で「このウィルスを死滅させられます!」と事実なのに言えないという……
はい。現在にいたります(笑)。
なるほど。石川さんは代理店としてたくさんのお客様に使っていただいていると思うのですが、反響はどうなんでしょうか?
もちろん大好評です。お客様がおっしゃった言葉で一番印象的なのが「プロケアは何にでも効きすぎる」という言葉。
スゴイですね。販売している側がそれを言うとうさんくさいですが(笑)、お客様が言ってくださるのは「生の声」ですからね。そんなに効くんですか?
はい。いろんな菌やウィルス、花粉とかいろんなものに効きます。
なんにでも? たとえばあの嘔吐下痢になるやつとかもですか?
ですね。一般的にはアルコールが効くと言われていますが、アルコールでは「あの菌」にはまったく効力がないんです。……すでに介護の方の間では常識ですが。
なので、嘔吐などがあった場合、次亜塩素酸ナトリウム(←名前が似ているけどぜんぜん違うもの、ハイターみたいなやつ)を500倍にして、それで拭いているんです。
500倍にうすめて使うって……そうとう危険な薬品っていうことですよね。500倍って……(笑)。
そのとおりです。なので拭く方の手荒れもひどく、布巾もあとで洗うのが大変だったそうです。でもプロケアを使いだしてからは手荒れもまったくないし、菌が分解されて水になるので放置でいい。二度拭きの手間もなくなったと言っていました。
殺菌だけでなく、安全なのでそういう利点もあるんですねー! まさに「魔法の水」ですね。
現在、うちのサイトでも一部載せていますが、医療関係で使われはじめているんですよ!
あ、そうそう。このインタビューの後日、たまたまテレビを見ていたらこんな場面が!
お医者さんが診療している場面でうしろにプーキープロケアが映っている!!
ほら! おんなじやつですよ!
お医者さんはちゃんと効果を知っていて、先駆けて使っているんですねー!
え? これ、薬機法で具体的に言えなくてもジワジワと認知されて来てるんじゃないんですか?
はい。おかげさまで、少しずつ知られてきているみたいです。そして、医療や介護の方面だけでなくもっとご家庭でも使ってほしいんです。
ですね。この記事で、「伝わりにくいけどよいものってあるんだよ」ということが伝わるとうれしいですね。
今回の対談で感じたことのまとめ
さて、今回の対談ですが、超長くなったので、感じたことをまとめてみます。
まず、この「プーキープロケア」は本当にすごそうな商品だということ。
でも、薬機法という法律があるため、そのすごさをちゃんと伝えられない問題があります。これは完全に企業側の視点ですが。
逆に消費者側の視点から見ると、この薬機法のおかげで悪徳業者から守られています。
厳しい法律がないと「これに効く!」「アレに効く!!」となんでもかんでも根拠なく書く業者が出てきますから。
そんななかでも奥田さん、石川さんは、泥くさいかもしれないですが、ネットではなくリアルに会って、地道に商品をアピールしてきてそのよさをわかってもらえるようになってきているわけです。
とくにお医者さんのような見識のある方に選ばれているというのは強みですね。
今回の対談で気づいたのは、たとえよい商品でも伝えにくかったりわかりにくいものがあるということ。
この記事では、おもしろおかしく書きましたが、そういう生産者側の苦悩が伝わるとうれしいです。
参考: アドバンス・ウイング株式会社
まとめ
さて、今回はかなりおもしろい対談になりました。
そもそも奥田さんの話が面白すぎました。中国で何年か住んでいたこともあって、ここでは書けないようなネタもいろいろと。
「プーキープロケアってよさそう!」と思われたら、ぜひこちらから商品をご覧ください。
部分的に除菌したい場合はこちら。
部屋全体に使う噴霧器のほうはこちらです。