香川県で有名な食べ物といえばもちろん、讃岐うどん。原料は小麦です。
でも、香川県にも美味しいお米があることをご存じですか?
その名も「おいでまい」です。
本記事では、香川県の生んだ新種の米「おいでまい」を紹介します。
「おいでまい」とは?
「おいでまい」とは香川県で品種改良され、作られた香川生まれのお米です。
このキャラクターがなかなかかわいいですよね。ブランドカラーもピンクで。
このネーミング「おいでまい」ですが、香川県の方言で「いらっしゃい」という意味です。
「まい」「米」とをかけてるんですね。
米のパッケージの裏面には香川県の特産物マップがしっかりと。
「香川に食べに来てほしい」という願いが込められたネーミングでしょうか。
「おいでまい」を開封!
「おいでまい」を開けて、中を見てみましょう。
すごくきれいな米。
つぶの大きさがそろっていて、美しいです。
「おいでまい」の本格デビューは2013年なので、11年前にもなるんですね。
実は前々からこの米の存在は知っていた(いろんなところでアピールしていたから)のですが、今回買ったのがはじめてになります。
もっと拡大してみました。
どうですか。透明感があってキレイで、水晶とか宝石みたい。
日本穀物検定協会の平成25年産「米食味ランキング」でなんと、最高ランクの特Aを獲得しました。
もちろん四国のお米としてははじめての快挙。
「おいでまい」が開発されたきっかけは?
この「おいでまい」が作られるキッカケとなったのが、今のままでは香川の米の品質が保てなくなったから。
香川で作られる米の半分を占める「ヒノヒカリ」という品種が高温に弱く、つまり地球の温暖化でピンチになったそうです。
その弱点を克服する米の品種が望まれ、誕生したのが「おいでまい」です。
この「おいでまい」は「あわみのり」と「ほほえみ」の人工交配で作られました。
そして、見事に現在の香川県の暑い気候でも美味しく実る米になったんですね。
「おいでまい」を炊きました!
「おいでまい」を炊きました。
普通に炊飯器でですけど。
米の色は明るくてツヤがあります。
味にクセがなく、どんな料理とも合い、その粘りと味は「コシヒカリ」に近いものがあります。
米粒の美しさと炊飯した米の艶やかさは見事で、米本来の食感が楽しめます。
これは香川県民のひいき目なしに、本当においしいです。
県外の人にもぜひ食べてほしい!
【おまけ】「おいでまい」の応援ソングも
ネットで知ったのですが、「おいでまい」の応援ソングがあるそうです(笑)。
たぶん、スーパーとかで売り出すときにかけるんでしょうね。
まとめ
さて、今回は香川県の生み出した米「おいでまい」についての紹介でした。
子どもたちの話では香川県の小学校では「おいでまい」が給食に出るそうです。
月に2回ほど、給食で出るらしく、美味しいというのを認識していました。
もっと全国的に有名になってほしいのでぜひ一度買ってみてください。
ほかの県の方はネットで買うしか手に入れる方法がないかもしれませんが。