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こんぴらさんに来る前に! 知っておくと10倍楽しくなるアレコレも人気です。ぜひご覧ください。
こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はついに、こんぴら さんの目的地である785段目「金刀比羅宮」にたどり着きました。
ここに来ないと買えない「幸福の黄色いお守り」を手に入れられますよ!
目次
ついに785段目 金刀比羅宮
ついに785段目に到着しました!!
こちらが金刀比羅宮です。
こんぴらさん の本宮ですね。
御祭神は「大物主神」と「崇徳天皇」で、農業、殖産、医薬、海上守護の神とされています。
「海上守護の神」というのはすごく有名なのではないでしょうか?
あとで写真を載せていますが、船やボートなどの絵馬がたくさん奉納されています。
というわけで、「インターネットの大海」を今後もうまく渡っていけるようにお祈りしました。
ちなみに、金刀比羅宮は「二拝二拍手一拝」の作法です。
手順はこのようにします。
二拝二拍手一拝の作法
- 先ず浅く1回の礼
- 深い礼を2回
- 2回手を打つ
- 深い礼を1回
高台から「讃岐富士」を見る!
やっとたどりついた金刀比羅宮からの眺めは絶景ですよ!
上の写真の真ん中あたりに見えるのが讃岐富士と呼ばれる美しい山「飯野山」です。
先ほどの「金刀比羅宮」の隣には、大きな木があります(次の写真)。
神木のクスノキで、幹周りは約4.7m、高さは約25mだそうです。
その正面には神楽殿があります。
神札授与所
そして、お待ちかねの神札授与所です。
この建物自体は2004年に建てられた新しいものです。
たぶん、ここまで登ってくる間に、こんな看板を見かけたと思います。
こんぴらさんでしか買えないデザイン的にも洗練されたお守り、かわいいお守りがいろいろあります。
個人的に、こんぴらさんの「お守り戦略」は、かなりうまいと思います。どれも購買意欲をそそるものばかりです。
まずは「幸福の黄色いお守り(1,000円)」です!
477段目にある「書院」でも同じデザインのお守りが買えますが、黄色いお守りだけは売ってません。
つまり、黄色いお守りだけは金刀比羅宮にまで登らないと手に入らない! そりゃあ、ほしくなりますよ……。
ちなみに、「書院」でここでは売っていない青・赤・緑・白の御守が売っています。
この黄色いお守りに、「ミニこんぴら狗」のマスコットがついてもの(1,500円)もあります。
2018年4月に登ったときには「幸福の黄色い3お守り」という、3つの大きさの黄色いお守り3種類セット(2,500円)もありましたよ!
こちらは妹が出産を控えているので買った「安産御守(500円)」です。
こちらは、金刀比羅宮のキャラクター「笑顔元気くん」のイラストが入ったお守り(500円)です。
このイラストですが、琴陵容世宮司が、「純粋無垢」な子どもをイメージして描いたものだそうです。
そして、うちの子ども達がかなり見ていたのがこちらの開運干支守り。
甥っ子が「丑」のイラストを見て「ラクダ?」とか言っていましたが、ラクダ年なんてないよ(笑)。
こんぴらさんの朱印
この神札授与所で、朱印も押してもらえます。300円です。
こんぴらさんだけでしか手に入らない「笑顔元気くん朱印帳(1,500円)」もあります。
「笑顔元気くん朱印帳」は、こんぴらさんオリジナルの朱印帳ですが、この青と赤のチェック柄が強烈な印象ですね。
表紙には「笑顔元気くん」のイラスト、裏表紙には金刀比羅宮の社紋が描かれていますよー。
中はこんな感じ。
南渡殿
宮授与所の向かいには、こんな景色が。
長い廊下で、40メートルもあります。
この長い廊下の名前は「南渡殿」。
ちょうど、金刀比羅宮から「三穂津姫社(少し離れてはいますが)」までの渡り廊下になっています。
上の写真の奥にあるのが「三穂津姫社」です。
この南渡殿(渡り廊下)の前には立派な灯籠が並んでいますよ。
その灯籠の前には「開運こんぴら狗みくじ」もあります。
かわいいですねー。
2024年に行くと、「こんぴら狗おみくじ マスキングテープ版」もありました。
引いてみると、「吉」のマスキングテープが!
「吉」と書かれたテープを貼れまくれるというわけですね(笑)。これは「大吉」がほしくなる!
南渡殿の裏側
この渡り廊下の下をくぐって裏側に行ってみました。
奥に見えるのが、金刀比羅宮の御本殿(御神体を祀ってあるところ)ですね。
御本殿の屋根を見てください。
「金毘羅」の「金」のマークが棒状の先に金色でデザインされていて、神々しいです。
この御本殿の前には蒔絵があって、ここから見ることができます。
ガラス越しになっています。
南渡殿(渡り廊下)の裏側には、神庫・神輿庫の建物があります。
神輿、神寳、祭具などがここに納められているようです。
上の画像は毎年4月15日に行われる「御田植祭(五穀豊穣を祈念する祭儀)」の帰りの写真ですが、この写真の中で皆さんが持ってらっしゃるものも神庫・神輿庫に収められているのかもしれませんね。
この神庫・神輿庫の奥には鳥居も見えます。
こちらは睦魂神社という神社で、禁厭・医薬の神様だそうです。
三穂津姫社
今度は、渡り廊下(南渡殿)の先にある三穂津姫社です。
この建物も立派ですね。本宮と見間違うレベルです。
実は、金刀比羅宮は大物主神を祀ってあるのですが、その后が「三穂津姫神」なんです。
その三穂津姫を祀ってあるのが、三穂津姫社です。明治時代に建てられたそうですね。
三穂津姫社の前に馬の銅像があります。
一文銭を集めて作られたといわれていて、周防國花岡驛上原惣左衛門延清より献納されたものです。
三穂津姫社の向かい側にあるのが厳島神社。
このあたりは季節によっては、鳥がいっぱいいます。
そして、ひまわりの種を手に持っていると、手の上に乗ってきますよ。
絵馬殿
三穂津姫社の向こう側には「絵馬殿」があります。
上の写真は三穂津姫社とは逆側から見たものですが。
この絵馬殿には、たくさんの絵馬があります(うわー、そのまんま)。
こんぴら さんは海の神様ということで、船の写真(船の絵馬)が数え切れないほど奉納されているんです!
「絵馬」って言っていますが、今では「馬」じゃないものにも幅広く使われます。あんまり気にしないでください。
つまり、航海の安全を願って、新しい船を建造したらこんぴらさんに来られる方が多いんですね。
こんぴらさんのある琴平町に住む方に聞いた話ですが、こんぴらさんには江戸時代から「流し樽」と呼ばれる風習があったそうです。
まず、こんぴら参りができない人が、「航海の安全」の願いを込めて「樽」を海に流します。
で、その樽を拾った人が、代わりに こんぴら さんへ奉納するんだそうです。
そんな風習のなごりか(もしくは本物?)、こんな樽の奉納もありました。
なんと、手前の樽の「のぼり」には「エイチ・アイ・エス」って書いてあるじゃないですか!
たぶん、あの超有名な旅行サイトのことですよね? さすがに本当に樽を流したのではないと思いますが。
緑黛殿
絵馬殿のもっと向こう側にはこんな感じの長細い建物が。
「緑黛殿」と呼ばれる建物ですが、2004年5月に建てられたものなので新しいです!
緑黛殿は、参集所や斎館など一連の施設を備える建物だそうですが、2005年に第18回村野藤吾賞を、2008年に日本藝術院賞を受賞したそうです。
この建物の前から見える風景がきれいですよ。
金刀比羅宮からさらに奥もある
さて、こんぴらさんですが、「金刀比羅宮」のある785段が一番上ですが、実はまだ奥があります。
さらに583段を行くと、最終1,368段目に厳魂神社があります。
海抜421メートルのところで、金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命が祭られています。
下向道はこちら
そして、下山する方はこちらからです。
ということで、続きはまた次回。
まとめ
今回は、こんぴらさんの785段目にある終着点「金刀比羅宮」を紹介しました。
ここにはいろんな建物や神木、そして「幸福の黄色いお守り」を買える神札授与所がありました。
こんぴらさんのお守りは本当にオススメなので、気に入ったものをぜひご購入ください。
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