こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
香川県と言えば、誰に聞いても「讃岐うどんやろ?」と答えると思います。逆を言うとそれ以外に思い浮かばないのが現実かもしれません。
今回は、丸亀市でうどんと共に食べに行ってほしい骨付鳥(ほねつきどり)についてです。骨付鳥発祥の「一鶴(いっかく)」というお店を紹介します。
東京オリンピックのおかげで全席完全禁煙になりました!
一鶴の外観
一鶴は創業60年で香川県の地元の人の間ではとてつもなく根強い人気の鳥料理(?)屋さんです。とくかく鳥を食べに行くと言えば、一鶴です。
一鶴 土器川店の外観です。この土器川店は、数ある店舗の中でも最も美味しいと言われてます。ぶっちゃけ、グルメではない私には違いがわかりません(笑)。どこも美味しいです。
この一鶴(土器川店)の真ん前には、一級河川の「土器川」という川が流れています。
昔聞いた話ですが、この土器川店は、川が近くにあって、土地が高いところで、日当たり、風当たりがよく、後ろには高い丘(丸亀城)があって、風水的にすごくいい場所にあるんだとか。なるほど。
地下は座敷に
一鶴の店内に入ると、正面がカウンターになっています。
そうなんです。地下は座敷なんです!!
地下はこんな感じで広い空間になっていて、赤ちゃんや幼児と一緒でもゆったりできますね。
メニューはいたってシンプル
ではさっそく注文しましょう。
でもメニューで悩む心配はほとんどありません。
とりあえずこの2つのうちのどちらかを注文すれば良いだけですからね。
2つの鶏
- おやどり 1,008円
- ひなどり 894円
2つの違いというのは、「おやどり」は固めで、ガムのように噛み噛みと食べる感じです。なので酒飲みには絶対にこちらをオススメです。
逆に「ひなどり」はお肉が柔らかめで、非常に食べやすいです。お子様にはこっちですね。絶対に。私は一度「おやどり」を食べましたが、どうしても美味しさが分からず、完全に「ひなどり派」です(笑)。はい。お子ちゃま舌です。
そして、サイドメニューももちろんあります。
オススメなのは「とりめし 462円」&「スープ 102円」です。当たり前ですが、鳥ばっかりです。うちの母は鶏肉がダメな人なんで、この店は地獄でしょうね(笑)。
今回は「ひなどり」「とりめし」「スープ」「かわ酢」「梅酒」を頼みました。
さっそくトリを喰らう!
注文してまず届いたのは梅酒とキャベツ。
梅酒大好きなんですよ。遺伝子的にお酒にはかなり強いのですが、あんまり美味しいと思えない人でして、日常で飲みに行くことはほぼありません。特にビールなんて一口目しか美味しくないし、私にとってアレは苦いサイダーですよ。サイダーの方がうめぇ(笑)。
でも甘めのお酒とかワインは大好きです。で、この梅酒(ロック)、美味しかったです。ゴクゴク飲み干しました。
あ! そうそう。キャベツについてです。「頼んでないのにキャベツ来たで!?」ってなるかもしれないので説明しておくと、これは「ひなどり」か「おやどり」を頼むと付いてきます。なんでキャベツやねん?と思うかもしれませんが、フフフ……。キャベツじゃないとダメなんですよ。
そして「かわ酢」が来ました。
そう。「かわ酢」です。凝り過ぎた名前でどんな料理かわかりづらいですが、「鳥の皮」+「酢」ですよ!
鳥の皮をフライにしるのでカリッと香ばしいんですよ! で、酢とかつお節のコンビネーション。まじカリカリで美味しかったです。フライドポテト感覚でモシャモシャ食べたい気分です。美味しい。
一鶴の「とりめし」と「スープ」!
そんなこんなしているうちに、「とりめし」と「スープ」来たでー!! ウヒョー!!
「とりめし」は、要は炊き込みご飯でトリが王様なんですね。
この「とりめし」の主役はなんと言っても、この鶏肉です。甘みが強い味付けなんですけど、これがまた炊き込みご飯の中で素敵なアクセントになってて、最高なんですよ。
大丈夫だとは思いますが、もし「鶏肉」が入ってない場合は、ブチ切れてください。トリ無しの「とりめし」なんて、サイヤ人設定のないドラゴンボールに等しいですから。
トリがダメな人は「とりめし、トリ抜きで!」と注文してみてください。どうなるかは知りませんけど(笑)。
「トリうめー」ばっかり思いながら食べてしまうので、トリのほかに卵が入っている以外覚えていません。たぶんほかにも具が入ってた気がします。あ、それとお漬物も付いています。
そして「スープ」です。もちろん、鳥の店なので、味噌汁とかじゃないです。鳥のスープですよ。透明な汁で、鳥の皮で出汁を取ってるんやと思います(だって鳥の皮が入ってるもん)。
これとさっきの「とりめし」のコンビネーションが最高なんですよ。喉を適度に潤しながら、主役の登場を待つ一時ですよ。そして!?
一鶴の「骨付鳥」来たでー!!
来ました。「骨付鳥(ひなどり)」です。今火事になっても、間違いなくこれを握って逃げることでしょう。この場にいるすべての人が。
ほーら、さっきのキャベツと並べると絵にもなりますよね。まぁまぁ、キャベツのことはさておき、鳥ですよ鳥!!
この「骨付鳥」という名称ですが、ちょっと面白い響きですよね。
関西の人ならば「鳥に骨付いてんの当たり前やんけ~!! 骨のない鳥がおったら連れてこんかいっ!」と鋭いツッコミが来ること必至ですが、あくまで商品名ですので(笑)。
まぁ、ローストチキンなんですけど、この味付けでこういう形態のものを「骨付鳥」と呼んでいるんです。
一鶴の鳥のうまさときたら、何と言ってもこのジュージーさです。こってりと溜まったこの鶏油をごらんあれ。ヨダレ出ますよ~そりゃ!
ジューシーな鶏油で手がべっちゃべちゃになるのは必至なので、ここは人間らしくペーパーナプキンを使うのをオススメです。「そんなもんワイルドじゃねぇ」と思っていても、きっと後で後悔しますから、そこは譲ってください(笑)。
私の好きなとこは、実は皮です。普通のフライドチキンとかだったら皮は苦手なんですが、一鶴の皮は違うんですよ。マジ美味しい。見てくださいよー。こんなんですよ。ヤバイでしょ?
というわけでかぶりつきます。がぶりと!
写真を撮るときに、噛んだところが美味しそうに見えるように何度かトライしましたが、どうも上手くいきません。いや、もはやどうでもいいです(笑)。
一鶴の味付けは想像しているよりかなりスパイシーだと思います。でも大丈夫です。「味は薄めで!」と注文すればちゃんと対応してくれますので。あと、普通の味付けのを頼んでも、お箸でスパイスをゴリゴリと剥がすと、薄くなります。
それはともかく、このスパイスが一鶴の決め手なんですよね。初めて噛み付いたときには、その味に言葉を失うかもしれません。たぶんお酒にめっちゃ合うんだと思います。酒飲みちゃうのでわかりませんが。
そこでキャベツがついに登場です。
「骨付鳥」のスパイシーさに慣れた辺りで、ずっと沈黙を守っていたキャベツを食べて下さい。
何これ?! これがあのキャベツ……なのか!?
そうなんです。スパイシーさの後に食べると、キャベツの甘さが引き立ちまくって、激美味しいんですよ。一鶴のメニューには「オススメの食べ方」として、この上の画像のようにべっとりと鳥の油にひたして食べることが書かれていますが、私はそのまま食べる派です。
はっきり言って、このキャベツの味を楽しむために鶏肉を喰らうと言っても言い過ぎでは……いえ。言い過ぎでした(笑)。
鳥の皮……そう。なんかクニャクニャして気持ち悪い。そんなイメージがあるかもしれません。でも、一鶴で皮を残すのは待ってください。基本的に皮はあんまりな私が一番好きな部分ですから!!
写真的に見栄えがするようにお箸で持っていますが、そんなに上品に食べる必要はありません。ガブっといってください。
子どもたちも大満足でした。もちろん「ひなどり」です。
今回紹介した一鶴ですが、ほんとうに人気です。
とくにGWやお盆のような時期は99%混み合って、並ぶことになります。行く時間に注意してくださいね。
- 住所
- 香川県丸亀市土居町2-12-33
- 電話
- 0877233711
- 営業時間
- 【平日】11:00~14:00(ラストオーダー 13:45)
16:00~22:00(ラストオーダー 21:30)
【土日祝】11:00~22:00(ラストオーダー 21:30) - 定休日
- 年末年始
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