九份老街で『千と千尋』の雰囲気を楽しもう | 台湾・新北市

九份老街の写真
ヨス

執筆者

香川県丸亀市在住。香川で生まれ、育ったブロガー。2013年に始めたブログ「ヨッセンス」は月に100万回読まれるブログに。香川県の楽しいところ、美味しいものを紹介します。著書『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』『読まれる・稼げる ブログ術大全』。

こんにちは! ヨス(@yossense)です。

わたしが、台湾旅行で絶対に行ってみたいと思っていた場所といえば「九份老街」。

ここはジブリの映画『千と千尋の神隠し』のイメージに似てることで話題になった場所です。

今回は台湾旅行で行ってきた、新北市にある「九份老街」を紹介します。

「九份老街」の詳細情報

まずは、九份老街の詳細情報をまとめました。

日本語で「九份きゅうふん」と呼ばれますが、いくら中国語っぽく「キュウーフン」と言っても通じません(笑)。

中国語では「Jiufen」と発音します。「ジァゥファン」みたいな感じ(←適当)。

店名九份老街
住所Jishan St, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224
電話0224063270
営業時間【月〜木】
8:00~19:00

【金〜日】
8:00~22:00
定休日
駐車場
電子マネー・クレジットカード
喫煙状況
公式サイト
備考
「九份老街」の詳細情報

「九份老街」への行き方(アクセス)・地図

九份老街への行き方(アクセス)は、わたしの失敗体験から九份に行くツアーを強くオススメします。

こちらが九份老街の場所です。

短期の観光で来ているのなら、多少お金を払ってもツアーにしましょう。

なぜかというと、帰りのバスが混むからです(後述しています)。

「九份老街」の最寄り駅

九份老街の最寄り駅は、この写真の瑞芳駅(Ruifang)です。

台北から瑞芳までは、鈍行で1時間ほどかかります。値段は49元。

瑞芳(Ruifang)→台北への切符
瑞芳(Ruifang)→台北への切符

特急に乗ればもう少し速いです。

バスかタクシーか?

で、瑞芳駅から「九份老街」へはバスかタクシーで行くことになります。

バスなら1人15元です。駅前にあるこちらのバス停から乗れますよ。

Uberでタクシーを呼べば、6人乗りタクシーで280元ぐらいでした。

バスのほうが圧倒的に安いですね。

【注意】帰りのバスは「九份老街(始発)」から乗る

「九份老街」への「行き」はいいんですよ。問題は帰りです!

帰りは必ずバスが混みます

このバスは観光バスではなく、ふつうに市が運営しているもの。観光客でごった返しますよ。

そして、これは経験から言います。

バスで帰るのなら、始発のバス停である「九份老街」から必ず乗りましょう!!

わたしの場合は、知らずに2番目のバス停「九份派出所」で待っていました。

九份派出所にはたくさんの観光客がバスを待っていて長蛇の列

しかもバスがきたと思っても、すでに始発のバス停で満員になっているので、乗れないのです。

わたしは強引に乗せてもらって、運転手さんのとなりに家族でぎゅうぎゅうな状態で乗りましたが、急ブレーキがあれば大ケガしてたはず……。

どちらのバス停から乗っても、たったの15元なので激安ですよ。

なので、もし九份派出所のバス停に来てしまった場合は、バス停「九份老街」まで歩いて登りましょう

九份老街の入り口にあるセブンイレブンより少し上にありますが、ぜんぜん歩いて行けます

もちろん、上のバス停でも待つことになりますが、待っていれば必ず乗れるのでマシです。

九份派出所のバス停だと「待ってても乗れるかどうかわからない」という絶望感しかありません……。

(※ 個人的には九份に行くツアーでお願いするのを強くおすすめします)

バスについて詳しくは、以下のサイトですごくわかりやすく書かれているのでご覧ください。

参考:九份からの帰りのバス停の場所と乗り方!混雑を避ける裏ワザ | andTaiwan アンド台湾

バス停「九份派出所」の周りにはタクシー業者が

わたしは、そんなことも知らなかったので、2つ目のバス停「九份派出所」で待っていました。

そしたら、そういう無知な観光客を狙ってタクシー運転手が話しかけてくるんです。

こちらの写真の左から3番目の人が声をかけてきた運転手。

運転手は、なまりの激しい日本語でこんなことを言ってきます。

タクシー運転手の話

  • ここから「台北駅(ここから42kmある)」までなら連れて行くヨ!
  • 6人乗りタクシーなので相乗りする人が集まったら出発するヨ!
  • 全部で1800元。6人で割れば、たった1人300元なので安いヨ!

いやー、最寄りの駅に行きたいだけなのに……。

というか、心配性のわたしは「さらにぼったくられないのか?」も不安なので避けました

ちなみに、Uberで何度もタクシーをお願いしましたが、きてくれませんでした……。

たぶん、Uberで帰るのは諦めたほうがいいでしょう。

片道(九份老街)までの行きの乗客がいないため、ガソリン代も時間も無駄になるので行きたがらないんでしょうね……。

そんな事情もあるので、九份に行くツアーをオススメしています。失敗がないので。

「九份老街」の混雑状況

九份老街は有名な観光地なので混みがちです。

わたしは平日の夕方に行きましたが、こんな感じで混んでいました。

夕方になるとちょうちんが映えるので、やはり観光客は多くなると思います。

とくに、海悦楼景観茶坊のあたりは、次の写真のようにごった返しています。

ここから阿妹茶楼の写真(下の写真はわたしが撮ったもの)を撮る人が殺到しているからなんですけどね。

「九份老街」の様子

今度は九份老街の雰囲気を紹介しますね。

「九份老街」の入り口の様子

「九份老街」の入り口の目印は、ずばり「セブンイレブン」です!

ちょうど道が急激なヘアピンカーブになっているところですよ。

こちらが入り口の写真です。

超せまいアーケードというイメージですね。

ちなみに、ゲームの「ドラクエウォーク」をやっているなら、ここは「ご当地クエスト」があるので要チェック。

台湾もドラクエウォークの対象地域になったので!

「九份老街」の中の様子

九份老街の中に入っていきましょう。

これは入り口から近いところで撮影したものです。

見てのとおり、狭い路地です。

ここにずーっと赤いちょうちんが飾ってあって、すごく映えます。

そして、路地の両側にお店がずらーーーーーっと並んでいるんです。

この地域は雨が多いので、上には屋根が作られていますね(上の写真で確認できる)。

そして、歩いていると、たまに「やばいニオイ」がします。

なんのニオイなのかと思えば、お店で売っている「臭豆腐」でした。

あまりにも臭いので食べ物とは思えません。美味しいそうなのですが、まじで?

とにかくこんな感じの風景が続きますよ。

ときどき、この道を原付きバイクの人が通るので注意です。

原チャリはオッケーなんや!

もちろんスピードはゆっくりですが、最初はびっくりしました(笑)。

一番高いところに行きましたが、門が閉まっていました。

なのでここから戻ります。

海悦楼景観茶坊

帰る途中に海悦楼景観茶坊がありました。

もう一瞬でわかるほどの込みぐあいです。見てください、すごい人。

ここで観光客がなにをしているのかというと、写真を撮っているんです。

実は旅行サイトなどでよく見かける、こういう写真はこのお店のあたりから撮っています。

本当はもっと良い構図で撮りたかったのですが、そのためには海悦楼景観茶坊に入らなくてはなりません。

お店も混んでいて列ができていたので諦めました……。

ということでそのまま降りて帰りました。

かわいいネコもいましたよ。

「九份老街」で行ったお店を紹介

最後に九份老街でわたしが行ったお店を紹介します。

ほかにもいっぱいお店はあるので、ぜひ楽しんでくださいね。

【行ったお店1】Always Sunny鶏蛋仔

最初に行ったのは、Always Sunny鶏蛋仔というお店。

ここではバブルワッフルが食べられますよ。

これはカナダにいたときに、子どもたちも大好きでよく食べてました!

おいしかったです。ふつうの味(オリジナル)なら85元なのでお手頃。

【行ったお店2】阿柑姨芋圓

2つ目に行った店は「阿柑姨芋圓」です。

「芋圓(ユーユェン)」とは、タロイモのお団子ですね。

このお店では「かき氷」の上に「芋圓」を載せたメニューがあったので、それを注文しました。

55元なので、これも安い!

食べるところがすこし歩いていった先にあるのでそこで食べることにしました。

こちらがかき氷の上に芋圓の載った「芋圓冰」です。

小さいのですがわりとお腹がふくれます。おいしかった!

ちなみに、ここからはながめもいいですよ。

ああ……、もっと暗くなったら夜景がきれいだっただろうな。

階段をながめるとこんな感じでした。

ちなみに、九份老街の中の様子もGoogleストリートビューでも見られますよ。……なんて時代だ。

まとめ

さて今回は「九份老街」に行ってきました。

聞いた話では『千と千尋の神隠し』の影響でめちゃくちゃ観光客が増えたそうです。

場所は台湾の最北東ぐらいの端っこですが、台北から1〜2時間で行けるので、ぜひ行ってみてください。

ただ、個人的には九份に行くツアーをオススメにします。もう、ほんとに帰りのバスで困ったので……。

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