こんにちは! 今日も讃岐うどんが美味い! 香川のブロガー ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はしょうゆうどんで有名な「小縣家」といううどん屋さんの紹介です。
小縣家の看板
小縣家には「元祖しょうゆうどん」の看板がこれでもか!と存在します。
もうね。「小縣家」って書いた看板ってあったっけ??って思うぐらいインパクトが強すぎます。
実際のところ、「小縣家」っていう看板、あったみたいですね。私もこの看板を撮って「よし! 撮った撮った!」って気持ちになり、撮るのを忘れていましたw。
駐車場にはでっかい大根の絵が。ぶっちゃけ、どう見てもカブなんですけど、大根に間違いないでしょう。小縣家が有名なのは大根ですからね。
小縣家の外装
駐車場は広いです。というか、ここの駐車場が、最も小縣家の面白いところです。
なぜか、子どもの遊具が豊富です。なので子どもたちは小縣家が大好きです。うどんは二の次w。
まぁ、遊具って言っても、遊園地とかにある100円入れたらガッチャンガッチャン動く乗り物がたくさん置いてあるだけですが、お金は使えません。
つまり動かないため、乗って遊ぶだけですが子どもにはじゅうぶんすぎる遊具です。
それと遊具の近くに自動販売機があるのですが、どれもこれも珍しい名前のジュースばっかり置いてあります。
謎のジュース
- オリーブサイダー
- 盆栽サイダー
- 醤油サイダー
- 和三盆らむね
- 釜たまシェイク
- 釜たまキャラメル
どれも香川県の特産を名前に入れてあります。盆栽サイダーに盆栽は入っていないだろうけど、醤油サイダーに醤油は入っているんでしょうかねぇ??
値段も200円でちょっと高めだけど、観光客はノリで買うんやろか? だって何年も前からずっと置いてありますからね。私は買うことはないですが(笑)。だれか飲んだことあったら感想を教えてほしいですね。
駐車場からお店に入るまでの場所でも食べることはできるようですね。
入り口はこんな感じです。しっかりと「店内禁煙」との表記があります。安心です。
小縣家の内装
内装はこんな雰囲気です。座敷もあります。
小縣家はセルフではありません。でも各テーブルの上にはわさび、ゴマ、醤油、すだちの絞り汁、ショウガ、ネギが置いてあります。薬味は自分で入れるスタイルです。あ! おでんも自分で取りに行きます。
小縣家名物の「しょうゆうどん」を注文
小縣家名物の「しょうゆうどん」を注文しました。
しょうゆうどんは、小: 450円、大: 550円、 特大: 800円と少し高めです。その理由はたぶんコイツですね。
そう。小縣家の一番の特徴の大根です。しょうゆうどんを頼むとドーンとついてきます。最初見た時はビビリましたよ。
メニューに、美味しいしょうゆうどんの食べ方を書いています。内容を書き上げてみるとこんなことが書いてあります。
書かれているもの
- がんばってがんばって笑顔で大根をおろしましょう 大根のおろし汁も一緒に丼に入れます。(夏大根は辛味があります。ひかえめに)
- すだちをギュッギュッとしぼります(季節によりしぼり汁をご用意しています)
- すりごまをたっぷり大根の上にふりかけます
- ねぎをお好みだけいれてください
- 最後にうまいしょうゆをくるっとまわしかけます
要約するとおろし大根、すだちのしぼり汁、ネギ、ゴマ、しょうゆをかければ美味しいということです。
大根をすりおろす
ではさっそくでっかい大根をすりおろします!
これだけの大根を全部すりおろすのは、正直なところ大変です。今まで何度か小縣家に来ていますが、一度も成し遂げたことがありません。……ってかその前に、そんなに食べられないです。
今回食べた大根は、冬場だけどわりと辛い大根でした。このおろし大根は、大根汁もしっかりうどんにかけてやるのをお勧めです。しょうゆと混ざっていい感じの風味になります。
小縣家はなんか、大根をやたらアピールしていますが、私はこのすだちのしぼり汁が小縣家の美味しいポイントだと思います。いっぱい入れると美味しいのでいっぱい入れましょう。苦手でなければ!
小縣家のうどんを食べる
さていただきます!
おろし大根もすだちのしぼり汁もしっかりと入れたので、しょうゆもしっかりと入れないと味が薄まります。大根とすだちの汁が醤油と混じってめちゃ美味しいです。大根は冬場は風邪予防にも良いですし栄養的にもお勧めですね!
あ、そう言えばメニューに、こんな風に書いていました。
「しょうゆうどん」は小縣家の登録商標です。 麺の甘さ、特別栽培の大根、当店特製の生しょうゆすべてが相性よくひとつになり、昭和前期に誕生。讃岐の季節をとじこめた自信作です。ご笑味あれ
へー、「しょうゆうどん」という名称は小縣家の登録商標だったんですね。知らんかった!
麺はこんな感じです。少し硬めでゴツめの麺です。しっかりとコシがあります。麺も美味しいですが、なんと言ってもこの大根汁と薬味のハーモニーが小縣家の特徴ですね。しょうゆうどんは、後味もさっぱりしてかなり良いです。
ふと、この「香川のうどん屋で、大きな大根を自分ですりおろす」という体験を売っているのが小縣家の人気の秘密なんだなと思いました。やっぱりこれはインパクトが十分ですよ。もっと美味しい店はありますが、讃岐うどん巡りをしても小縣家は印象に残りますよね。「アホみたいにデカイ大根をすりおろした店」として。
戦略としても上手いと思います。
さて、なんかいろいろ書くことがありすぎる小縣家ですが、最後にもう一個。それが、この写真のトイレです。離れにあるのですが、トイレが1つの家みたいになっています。
で、トイレに戸があって、夏場はエアコンがかかっています。なかなか珍しいですよね。あと、車椅子用のトイレも完備されている数少ないうどん屋でもあります。
実はこの記事にも書ききれないことがまだまだいっぱいあります。タヌキの中途半端なマスコットキャラクターとか、ツッコミどころも満載ですので、小縣家はいろんな意味で楽しめます。ぜひ香川に来たときは一度行ってみてください。ほんとに面白いです!
- 住所
- 香川県仲多度郡まんのう町吉野1298-2
- 電話
- 0877792262
- 営業時間
- 9:30~15:00
- 定休日
- 月・火曜日(祝祭日の場合は営業)
- うどん屋のタイプ
- フルサービスタイプ