「明水亭」は月曜日が定休日なのでご注意を!
こんにちは! 今日も讃岐うどんがうまい! 香川のブロガー ヨス(プロフィールはこちら)です。
香川県では何百といううどん屋さんがあります。
ほとんどのうどん屋さんは、「安くて美味しい」をコンセプトにしていますが、中には「安くなくて美味しい」というコンセプトのところもたまにあります。
そんな讃岐うどん屋を代表するお店が丸亀市にある「明水亭」です。
明水亭は、香川のうどん屋さんでも一線を画するうどん屋……と言うか「うどんレストラン」と言った方がピッタリかもしれません。
![違う日に撮った写真(すだちの代わりにレモンになっている)](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-04.jpg)
明水亭には子どもが生まれる前、毎週食べに来ていたぐらい気に入ってて、かなり思い入れがあります。
では、ワンランク上のうどん屋さん明水亭の「ごちそううどん」について熱く語ります。
目次
明水亭の外観
まずは明水亭の看板をご覧ください。
![明水亭の看板](https://yossense.com/images/article/9945725245_a8e2b17eb1_b.jpg)
アートな雰囲気のロゴでセンスいいです。
でも左上に香川のうどん屋らしく、黄色いライトが回っています。黄色く回っていると開店中の意味ですね。
では、次は外装。
![ログハウスのような外装](https://yossense.com/images/article/9945846833_04ddbfd419_b.jpg)
もう外装からナチュラルな雰囲気がプンプンします。自然派にはたまらない感じでしょう。
緑が多くてイメージが非常にGoodですね。
入り口に近づきましょう。
![明水亭の入り口](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00007.jpg)
何年か前にはミントがいっぱいありましたが、今はなくなっているみたいですね。
テラスが左手側に見えます。
![テラス席はなくなった?](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00010.jpg)
今はテラス席がなくなっているんですかね?
では、明水亭の店内に入っていきましょう。
明水亭の内装
明水亭の店内は、こんな感じです。木の温かみと柔らかい照明が素敵です。
![温かみのある店内](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00013.jpg)
わたしが座っていた席は大きな窓のところで外からの光が気持よかったです。
清掃もばっちりなされていて、ずっと居たくなりますね。
![店内です](https://yossense.com/images/article/9945761446_2c0b6b3b13_b.jpg)
素敵すぎて、なかなかうどんにたどり着きませんので、そろそろメニューを見てみましょう(笑)。
![明水亭のメニューです](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00005.jpg)
メニューは手書きで味がありますねぇ。基本的なメニューはこちらになります。
ざるうどん | 500円 |
---|---|
土佐醤油うどん | 500円 |
かやくうどん | 500円 |
きつねうどん | 600円 |
わかめうどん | 550円 |
釜上げうどん | 500円 |
釜玉うどん | 600円 |
梅釜玉うどん | 650円 |
あ、そうそう。席に座ったら、すぐに店員さんが来ます。メニューを見る前に、まず注文するうどんの玉数を聞かれるんですよ。
お客さんが来てから麺を茹でるので、麺だけができるまで10分はかかるため、注文より先にうどんの量(=茹でるべき量)を聞くんですね。
小(1玉) | - |
---|---|
中(1.5玉) | +70円 |
大(2玉) | +140円 |
だし追加 | 150円 |
徹底しています。こだわっているから時間がかかる。
でもお客様にはなるべく早く出したい……という誠意がこもったシステムです。
明水亭のこだわり
上のメニューを見るとお分かりかと思いますが、お値段はかなり高めです。
でも、これにはちゃんと納得のワケがあります。
- 水
- おいしくて、体にやさしい蘇生水
- だし
- かつおぶし、うるめぶし、いりこ、昆布、自然の素材で、ていねいにとった天然だし
- 調味料
- 厳選した無添加の調味料
- 薬味
- 国産胡麻・国産一味を使用
- 麺
- ポストハーベストを使用しない、北海道産国産小麦を100%の手打ちで。
イヤー、こだわりまくりですね。
水、小麦、野菜、卵、肉とすべての食材にこだわっています。
明水亭の店主は京都の老舗料亭とフランスの日本料理店で修行したという信頼できる腕を持っているそうです。
来るたびに、前食べた時より美味しくなってる気がするほどです。
明水亭のメニュー
そう。明水亭のうどんは高級料理なんです。
![明水亭のメニューです](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00005.jpg)
その中でも、旬の素材を活かした期間限定のメニューがさらに高いのですが、オススメです。
どれも創作的で、その美しさと味はマジでアートの領域。これ、大げさでもなんでもないです。ほんまに。
![入り口にあるメニュー掲示板](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00011.jpg)
上に書いているメニュー(2019年9月のもの)を書き出してみますね。
鴨塩焼き土佐醤油うどん | 2,180円 |
---|---|
薬膳カレーうどん | 1,480円 |
えびの素揚げと揚げ茄子のぶっかけ | 1,280円 |
う抹茶細めのざるうどん野菜の天ぷら抹茶塩で | 1,480円 |
ちりめんおろしぶっかけうどん | 980円 |
季節の天ぷらざる/釜上げうどん | 1,280円 |
メニューは季節によって変わるのと、値段も変わるのでご注意くださいね。
鴨塩焼き土佐醤油うどん(2,180円)
さて、明水亭に始めて行った方にぜひ食べてほしいのが鴨塩焼き土佐醤油うどん(2,180円)です。
![高級な鴨塩焼き土佐醤油うどん](https://yossense.com/images/article/9945761486_7ccf985d07_b.jpg)
現在のところ、なんと2,180円!
で、こちらがその「鴨塩焼き土佐醤油うどん」です。
![鴨塩焼き土佐醤油うどん](https://yossense.com/images/article/9945853584_658a344c82_b.jpg)
これ、お値段だけ聞くとぶったまげるんじゃないでしょうか?
「ハァ?? うどんやろ?! なんで1,000円超えてんねん!!」って風に。
![違う日に撮った写真(すだちの代わりにレモンになっている)](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-04.jpg)
わかります。すっごく。わたしも初めてきたときは、そう思いました。
でも、こんなに高いんだから美味しいハズと思い、勇気を出して注文しました。
![もっと近くで撮影](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-01.jpg)
もう、たまんないですね。この写真見ただけで本気でヨダレ出ます。
鴨肉のジューシーさと麺のツヤ……。写真を撮るのにもたつきましたが、もう我慢できないです。
1,000円以上する値段ですが、よく考えてみてください。
イタリア料理なんかでパスタ1杯が1,000円するのと同じだと思うんです。明らかに天カスとネギだけのものとは素材にかかった原価も違いすぎますし。
![すだち、さわび、土佐醤油](https://yossense.com/images/article/9945947553_aea76bbbee_b.jpg)
昔読んだ漫画『将太の寿司』でめっちゃ美味しそうなワサビが描写されていましたが、たぶんこんなワサビなんでしょうね。
市販のやつじゃなく生わさびをすりおろしています。だからか知りませんが、ワサビだけ食べてもツーンと来ません。
![近づいてみた。](https://yossense.com/images/article/9945839776_56813d70ff_b.jpg)
そして、土佐醤油。おいしい!
鴨の油とのハーモニーたまんねぇよ!! かけすぎに注意と言われますが、私はしっかりかける派です。
そして、鴨肉が柔らかくてジューシーすぎ! ほんとにこの土佐醤油と合いますねー。
![鴨肉がたまんねぇ!](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-06.jpg)
ワサビとすだち(季節によってはレモン)がアクセントになっています。うめぇ!!
そして麺。ここの麺はすべてのうどん屋の中でも1、2を争うほどヨス好みです。私はコシよりもモチモチ感を重視するので。
![明水亭のモッチモチの麺](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-02.jpg)
まぁ、麺は好みで意見がキッパリと分かれますが、ここのモチモチ感満載の麺は一度食べてみて下さい。
具材の豪華さで隠れがちですが、麺だけでも勝負できますから。
明水亭のうどんは国産小麦です。
国産の小麦は通常のオーストラリア産小麦みたいに踏みまくるのは逆効果だそうで、固くなるそうです。
なので、気を使って丁寧に優しく伸ばすらしいです。
![混ぜる](https://yossense.com/images/article/9945987904_988965ec9d_b.jpg)
麺が生きていますね。私のは醤油かけすぎでちょっと色が濃くてすみません。でも美味しすぎ。
ほうれん草もネギも新鮮なのが見た目だけでも確認できます。もちろん食べてからも。
![ネギすら残さねぇ](https://yossense.com/images/article/9945961565_7d8514fc6e_b.jpg)
確認していないですが、もしかしてネギも注文があってから切ってるの?!ってぐらい新鮮でした。
最後に残った肉汁が加わった土佐醤油の、これまた美味しいこと!! 夢中で飲み干してしまいました。
ネギすら、ひとカケラも残したくないぐらい美味しいな!
![](https://yossense.com/images/article/wife-smile.png)
食べて満足感があるんだけど、まだまだ食べたい……というか食べ続けたい。
それと、ここの麦茶は後口が甘くて美味しいと言っていましたが、そこまではわからんかったです。
ちなみに、鴨塩焼きだけ注文する場合は、1,700円になります。
土佐醤油うどん(500円)
上で紹介したメニューで鴨肉やほうれん草が載っていないメニューもあります。
それが土佐醤油うどん(500円)です。
![土佐醤油うどん](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00004.jpg)
こちらはシンプルに大根おろし、スダチ、ショウガ、ネギが載っています。
![土佐醤油うどんの麺](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00003.jpg)
シンプルに麺のモチモチ感を楽しみたい方はこちらもありですね。
きつねうどん(600円)
こちらはふつうのメニューの「きつねうどん」。
![普通のきつねうどんもおいしいですよー](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-03.jpg)
お上げもどかーんと載っていて美味しいです。
釜玉うどん(600円)
明水亭の釜玉うどんも食べてきました。
![明水亭の釜玉うどん](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00001.jpg)
生卵はすでに軽くかき混ぜてくれているので、いい具合に半熟になっています。
近づいてみましょう。
![ショウガとネギが載っている](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00002.jpg)
うどんの上にはネギと生姜が載っています。
もしかして「なんか卵の色が薄くない?」って気づかれました?
![の写真9](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00009.jpg)
そう。明水亭の卵は、香川県では有名なたまご屋さん「山下農場」の卵です。
![明水亭の釜玉うどん](https://yossense.com/wp-content/uploads/meisuitei-kamatama-00002.jpg)
スーパーの卵が不自然な黄色なのは「色をつけている」んですよね。明水亭の卵は自然な色です。
さらにかき混ぜましょう。
![卵の色が違う](https://yossense.com/wp-content/uploads/meisuitei-kamatama-00001.jpg)
しょうゆは自分でかけて食べますが、超おいしかったです。
はまぐりにんにくバターうどん(1,150円)
「はまぐりにんにくバターうどん」を注文したので追記。1,150円です。
![はまぐりにんにくバターうどん](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-05.jpg)
バターの風味とはまぐりの豪華さがたまんない。めちゃくちゃ美味しいです。
秋茄子とえびの海老味噌ぶっかけ(980円)
「秋茄子とえびの海老味噌ぶっかけ: 980円」です。
![秋茄子とえびの海老味噌ぶっかけ](https://yossense.com/images/article/9945800204_b812d181b8_b.jpg)
美味しそうでしょ? 美しいでしょ? 美しすぎて、食べるのがもったいないですよねー。
明水亭の そのほかメニュー
明水亭のほかのメニューも紹介しますね。
おむすび | 110 〜 160円 |
---|---|
おでん | 110円 |
100%オレンジジュース | 300円 |
100%アップルジュース | 300円 |
水出しコーヒー(HOT・ICE) | 360円 |
日本酒(1合) | 620円 |
もちろん、香川のほかのうどん屋のように おでん もありますよ。
![明水亭のうどん](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00012.jpg)
おでん の大根(110円)
おでんの大根です。
![おでん の大根](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00006.jpg)
これ、ついいつもの癖で味噌をかけましたが、要りません! 十分味が染み込んで、柔らかいです。
むちゃくちゃ柔らかくて美味しかった!
おでん の つくね(110円)
おでん の つくねです。
![おでん のつくね](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00014.jpg)
おでん の こんにゃく(110円)
こちらはおでんのこんにゃく。
![おでん のこんにゃく](https://yossense.com/images/article/udon-meisuitei-201909-00015.jpg)
すべてがステキすぎるうどん屋
明水亭の店内には、小さいお子さんのために、絵本とか玩具とかがいろいろあります。
うちの子どもも赤ちゃんのころお世話になりました。
![センスいい](https://yossense.com/images/article/9945846853_815846b5c9_b.jpg)
そして置いてある本も、普通のうどん屋さんでは考えられないものばかり。
オサレ~な雑誌とか本ばかりです。もう言うまでもなく完全禁煙です。お子様がいても安心してゆっくりとくつろげます。
それと、実はトイレもべらぼうに綺麗です。
こんなに綺麗なトイレがあるうどん屋さんはありません。ぜひトイレも行ってください。
そう言えば、最初の娘が生まれて半年ぐらい経ち、出産後初めて明水亭に来た時のエピソードを。
長女はまだ赤ちゃんで、授乳中。で、明水亭でうどんを頼んだ時にタイミング悪く目覚め大泣きしました。
仕方なく、パートナーは車の中に行って授乳をしてました。10分~15分後戻ってきたときには、もちろんうどんは伸びてました。
そしたら店員さんが一言。「新しいのにお代えしますよ」と。
そのときに頼んでいたのは、きつねうどんでしたが、すごく温かい気持ちになりました。本当にありがとうございました。
引越をしてから、遠くなったのでなかなか来られなくなりましたが、また足を運ぶようになりそうです。
- 住所
- 香川県丸亀市垂水町956-2
- 電話
- 0877289981
- 営業時間
- 11:00~17:00
- 定休日
- 月曜、第2日曜(祝日の場合は翌日)
- うどん屋のタイプ
- フルサービスタイプ
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