今回は香川の旅行雑誌には必ず載っている有名店「なかむら」の紹介です。
ある意味最強のうどん屋とも言われている「なかむら」ですが、人気なのは「かまたまうどん」でしょう。
今回は、「なかむら」の魅力をお届けしますね。
目次
なかむらへのアクセス
「なかむら」は、わたしが高校生のころに行ったことがありますが、こんなに有名店になるとは思ってもみなかったです。
ものすごく狭い道から入った、ものすごくわかりにくい場所にあって、当時は超マニアックな店でした。
なかむら のある場所はコチラです。
そもそも、「のれん」が道路側からは見えないところにあったんですよね。あ、これは今もですね。
しかも、看板も出ていなかったし、どこからどう見ても「ただの小屋」でした。
あ、これも今もですね。
ちなみに 今は、大きな土手の道が「なかむら」の前にできています。
きっと「なかむら」のためだけにできた道だと思っています。
ほかにこんなド田舎に、こんなに立派な道路を作る理由がありませんからね(笑)。
今では場所がわかりやすいように、鯉のぼりが一年中掲げられるようになりました(2019年11月20日追記: 現在はポールだけになっています)。
近所に住んでいた友達はよく道を聞かれると言っていましたし、ものすごくわかりにくかったですもんね。
看板も作られました。ははは……看板もなかったんですよねー。
「なかむら」の外観
このとき「なかむら」に行ったのは午前11:45ごろでした。
そしたら想像以上にすいていました! これはチャンス!
本当にタイミングが良かったんですね。すぐにいっぱいのお客さんが来はじめて、あれよあれよと行列が……。
気がついたら「なかむら」の横の土手を通りぬける時に見かけるいつもの光景になっていました。
現在では、近くに有名店の「よしや」や「おかだ」ができているので、そこまで人が集中することは減ったかもしれません(上の写真は2014年のもの)。
「なかむら」の中の様子
店の中はわたしが高校のころに行っていたときは、本当にボロかったのですが、今はきれいになっています。
この「なかむら」が何でここまで有名になったか、ご存じですか?
味はもちろんなんですが、その独自のセルフうどんスタイルでした。
たとえば、香川にはこういう うどん屋さんがたまにあります。
香川のうどん屋あるある
県外の人にとっては「どんだけセルフ?!」と驚かれると思います。
ところが、「なかむら」はこれだけではとどまりません。
なかむらの極・セルフ
お客さんが自分でネギを取りに行って、自分でネギを切る
どんだけセルフやねん!!
……とツッコまずにはいられないでしょう。
この「どんだけセルフやねん」がテレビで放映され、場所のわかりにくさも相まって、一気に「伝説のうどん屋さん」になってしまいました。
ただ、このネギのセルフは現在はローテーションが悪くなるためか行われていません。
期待して行ってがっかりしないでくださいね(笑)。
なかむら で釜たまうどん以外(つまり普通のメニュー)を注文すると、器に冷たいうどんが入ったものを渡されます。
お好みでうどんを温めたり、冷たいつゆをかけたり、温かいつゆをかけたり調整が自由自在です。
こんな つゆ が入った大きな鍋があるので、自分で入れましょう。
トッピングは、ショウガや大根を自分ですり下ろして入れたり、天ぷらを乗っけたりします。
自由度の高いオプションですね。
なかむら の食べるところは注文する小屋とは別の小屋になります。お金を払ったら、食堂の小屋へ移動しましょう。
食堂はきれいで、安心の完全禁煙です。
テラスもありますが、近くに喫煙所があるのが微妙ですね……。
【オススメ】なかむら の「釜玉うどん」
では、さっそく「なかむら」のうどんを紹介したいのですが、やっぱりオススメは「釜玉うどん」でしょう。
卵は自分で割って、渡された器の中で自分でかき混ぜておきます。そして、うどん釜が沸騰しまくったときに呼ばれます。
2019年11月に行ったときは、「釜玉うどん」を注文して、その場ではなく後からテーブルまで持ってきてくれました。
たぶん、うどんがまだ茹で上がってなかったからなか?
釜玉うどんは麺の熱さ重要です。
冷めないように時間との勝負です。うまくいかないと上質な半熟玉子になりません。
こちらは、釜たまうどんを作ってくれている様子を撮影したもの。
釜たまうどんは、うどんが熱いうちに卵と混ぜるのがオススメです。
こちらが届いたばかりの状態ですが、半熟にしたいならとにかく急いで混ぜます。
混ざって半熟具合がいい感じになったらすかさずトッピングコーナーでネギと醤油を追加しましょう!
見事な半熟具合になっていますねー。うどんのカルボナーラ?
麺は手切りだと思うんですが、この細いとことか太いとこがあるのが味があって好きですね。
なかむらの麺の太さは細めで、透明感すらあります。モチモチ感が抜群でたまらないです。
地元の人は人によって「なかむらはコシがないから好かん!」って言う人がいますが、十分あると思います。
まぁ、「モチモチ系」のうどんですが。
なめらか? まろやか? なんて言ったらいいんだろう。
とにかく、なかむら の釜たまうどんは、半熟玉子と醤油がまざってめちゃ美味しいです。
「なかむら」のメニュー
では「なかむら」のメニューを紹介しましょう。
釜たまうどん | 290円 |
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かけうどん | 230円 |
醤油うどん | 230円 |
ぶっかけうどん | 320円 |
冷やしうどん | 290円 |
湯だめうどん | 290円 |
※ 釜揚げにも対応しています。ご希望の方は伝えればやってくれます。
※ 「大サイズ」は+100円、「特大サイズ」は+200円になります。
天ぷらなど、その他メニューはコチラです。
卵 | 60円 |
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温泉卵 | 80円 |
天ぷら類 | 110円 |
かけうどん(230円)
「なかむら」のかけうどんです。
うどんの玉だけが入った器をもらいますので、自分でつゆをかけましょう。
上の写真は「温かいつゆ」をかけてます。
こちらは「冷たいつゆ」をかけたうどん。
かけだしも香川では昔ながらのいりこです。
ぶっかけうどん(320円)
こちらは なかむら のぶっかけうどん。
こちらはダシとレモンは最初から入っています。
上に、ネギと大根おろし、胡麻をトッピングしました。
ダシが薄めで麺を楽しめますね。ツルツルっと一気に食べられます。
なかむらの「小」サイズは少なめですので、本当に一瞬ですよ!
ほかの店を巡らないのであれば、なかむらでは「大」をオススメします。
天ぷら
なかむら は天ぷらもオススメです。
こちらはカニカマの天ぷらですが、大きくてボリューム満点です。
こちらはゴボウの天ぷら。
ゴボウに見えませんが、ゴボウを薄く切って(削って?)、それを丸めているんです。
こちらも美味しかったです!
さて、今回は「伝説のうどん屋」とまで呼ばれるようになった「なかむら」を紹介しました。
讃岐うどんの超有名店だけあって、やっぱり美味しいですね。
いつ見ても行列なので避けていましたが、並んででもときどき来たくなるほどの魅力を持っています。
ちなみに「なかむら」の行列は見かけはすごくても意外と大したことなかったり(笑)。
というのも、店がプレハブ並みの小ささなので、お客さんは外で行列を作って並ばないといけないからです。なのですっごい行列に見えています。
- 住所
- 香川県丸亀市飯山町西坂元1373-3
- 電話
- 0877984818
- 営業時間
- 【平日】9:00~14:00
【日曜日】8:30~14:00 - 定休日
- 火曜日(祝日の場合は翌日)
- うどん屋のタイプ
- セルフタイプ