【TANGIERS CAFE(タンジールカフェ)】レモネードとエスプレッソがうまい、小粋な町のコーヒースタンド

へんも(三原貴嗣)

執筆者

丸亀市柞原町にある善照寺の住職。2015年に「へんもぶろぐ」を開設し、仏教の教えや作法を開設。2020年に法話のできるお坊さんを探せるサイト「布教使.com」を解説。Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラムのライターとして丸亀市の情報を発信中。

こんにちは、丸亀在住ブロガーのへんもです。

洗練されたデザインの空間に身を置くと、自分の美的感度やセンスが刺激されるような気がしますよね。

そんなオシャレな空間が広がるレモネードとエスプレッソのカフェをご紹介。

本日は丸亀市南条町にあるTANGIERS CAFE(タンジールカフェ)を紹介します。

TANGIERS CAFEの情報

住所香川県丸亀市南条町1-1
電話-
営業時間10:00~18:00
定休日月曜・火曜
関連リンクInstagram
駐車場なし
キャッシュレス決済PayPay

猪熊弦一郎現代美術館から歩いて3分ほど、美術館南側のこの三叉路を南にむかったところにお店があります。

猪熊弦一郎現代美術館の南側の道

見えてくるのは丸亀ビル、この建物の1階にお店がありますよ。

丸亀ビル外観

壁面のペイントは文字のバランスやデザインがとてもかっこいいですよね。

タンジールカフェの壁面タイポグラフィ

建物の南側から見るとこんな感じです。

店の前にはレモネードの原液が買える自動販売機があり、こちらは記事後半で紹介しますね。

タンジールカフェ外観

この入り口の佇まいからしても、丸亀とは思えない都会的な雰囲気です。

タンジールカフェ入り口

TANGIERS CAFE 店内の様子

店内はインダストリアルデザインで、無機質ながらもどこかかわいげのあるスッキリとしたデザイン。

タンジールカフェ店内の様子

天井のレールには6面体スピーカーが使われていて、空間を満たす音の雰囲気もとても良い感じでした。

タンジールカフェ店内天井のスピーカー

私が訪れたときにはジャミロクワイの「Virtual Insanity」が流れていて、空間の雰囲気と最高にマッチしていて、床がスルスル動き出すんじゃないかと思ったほど。

タンジールカフェのテーブル

テーブルは上の写真の場所だけですので、店内でゆったりすごすというよりはふらっと立ち寄るコーヒースタンドという感じですね。

しかし、どこを切り取っても絵になります。

メニュー

メニューには21のドリンクが載っていますが、大きく分けると2種類に分類されます。

自家製レモネードシロップをベースにしたアレンジドリンクと、エスプレッソを使ったドリンクです。

タンジールカフェのメニュー

レモネードシロップは香川県産の無農薬レモンを使ったオリジナルレシピ。

タンジールカフェの瓶詰めレモネードシロップ

エスプレッソは本格的な仕様で、マッツァー社のグラインドで豆を挽いて、ラ・マルゾッコ社のエスプレッソマシーンで入れてくれますよ。

タンジールカフェのエスプレッソマシン

自家製レモネード

レモネードのアレンジメニューがたくさんあってとても迷いましたが、今回はレモネード原液を炭酸水で割った基本メニューの「自家製レモネード」を注文しました。

店内でいただく場合は専用のグラスでいただけます。

タンジールカフェのレモネードを作ってもらっているところ1

レモネードの原液と炭酸水を、目の前でカクテルのようにバースプーンで丁寧にステア(まぜること)して提供してくれますよ。

タンジールカフェのレモネードを作ってもらっているところ2

作ってもらってるところも、テーブルについたところも、映画のワンシーンか?と思うほど絵になりますよね。

タンジールカフェのレモネード

正直なところ「自家製レモネードなんて言っても、所詮ジュースでしょ〜」と思っていました。

しかし、一口飲んでみると「こ、これ旨ぁ...!」と言葉に漏れ出てしまったほど。

めっちゃおいしい。

爽やかなレモンの香りと、甘ったるすぎないちょうど良い甘さ

レモンの味や香りの「良い部分」だけが凝縮されていて、これはハマりますね。

エスプレッソ

また別の日にエスプレッソも飲みにいってきました。

注文したタイミングでエスプレッソブレンドの豆をパウダー状に挽いてくれます。

タンジールカフェでエスプレッソの豆を挽いているところ

続いて、こんもりと盛り上がった粉を平らにならして、粉をギュッと均一に押し込むダンピングという作業に。

タンジールカフェ エスプレッソのダンピングしているところ1
タンジールカフェ エスプレッソのダンピングしているところ2

コーヒー豆のセッティングができたらエスプレッソマシンへ取り付けてスイッチオン。

タンジールカフェ エスプレッソの抽出

約30秒で抽出完了。

できたてのエスプレッソをスッとだしてもらえるこの雰囲気がいいですよね。

エスプレッソは1杯30mlほどで飲み物の量は少ないのですが、コーヒーの味と香りが凝縮しています。

エスプレッソの上部にはクレマという細かな泡の層があって、おいしいエスプレッソはこのクレマがしっかりとしているんですよ。

TANGIERS CAFEのエスプレッソは砂糖を入れてもすぐには沈まないぐらいの、もったりとしたいいクレマ!

タンジールカフェのエスプレッソに砂糖をいれているところ1

クレマがしっかりしているので、砂糖がゆっくり沈んでいきます。

タンジールカフェのエスプレッソに砂糖をいれているところ2

軽くかき混ぜたあと、エスプレッソを口に含むとすさまじい香りと濃縮された味がズンッと身体に染み込んできます。

タンジールカフェのエスプレッソと無農薬レモン

この強烈な香りがクセになるんですよね〜。

そして、エスプレッソを飲み終えると、とけ残った砂糖がカップの底に溜まっています。

この砂糖をスプーンですくっていただくのがまたうまいんですよ。

タンジールカフェのエスプレッソの飲み終わりにカップの底の砂糖を救っている様子

上質なカラメルソースのような感じですね。

普通のコーヒーは砂糖を入れない方も、エスプレッソは砂糖をしっかりいれて飲んでみてほしいです。

レモネードシロップを購入できます

レモネードシロップ自体も瓶詰めで販売されていますので、自宅で楽しむこともできますよ。

タンジールカフェのレモネードシロップの展示

レモネードシロップは下記の4種類があります。

  • 小瓶
  • 中瓶
  • カルダモン入りスパイシーバージョン
  • お得な大瓶

中瓶は化粧箱のついたもあるので、ちょっと気の利いたプレゼントとしてもぴったりですね。

お湯で割ってホットレモネードにしたり、ビールやジンジャエールで割ったりアレンジするのもこれなら自由自在。

お店のグラスも購入することができるので、お店気分を味わうならグラスも一緒にどうぞ。

タンジールカフェの専用グラス

自動販売機でもレモネードシロップが買えます

レモネードシロップはお店の前にある自動販売機でも購入できます。

「何か手土産が必要なんだけど、ちょっと気の利いた珍しいものを買えるお店が開いてないよ!」なんて時にも、ここなら24時間買えますのでとても便利です。

タンジールカフェのレモネードシロップ自動販売機
タンジールカフェのレモネードシロップ自動販売機の商品写真

自動販売機にもレモネードのアレンジメニューのレシピカードが入っていますので、初めて購入する場合も安心ですね。

タンジールカフェのレモネードシロップ自動販売機についているリーフレット

店内の決済はPayPayがつかえますが、自動販売機は現金しか使えませんのでご注意ください。

まとめ

ドリンクメニューは持ち帰りもOK。

オシャレなレモネードやエスプレッソを片手に、町を歩くなんて気分はまるでニューヨーカー。(ニューヨークに行ったことないけど)

日常にありながらも、丸亀ではなかなか味わえないセンスを感じることができるお店ですよ。

タンジールカフェの入り口から店内をとった風景写真

駐車場はありませんので、丸亀駅前地下駐車場(1時間無料)か近隣のコインパーキングをご利用ください。